ハーフの歌手・シンガー。海外の血を引くアーティスト【日本で活躍・注目】
ボーカルは、ある意味でシンガーの体そのものが楽器のパートです。
人種が違えば体格などにも違いがあり、それは当然ながら歌唱や声質に影響します。
また普段話す言葉はたとえ日本語だったとしても、幼少時から日本語以外の親御さんの母国語も話している方は、根本的な発声やリズム感などが違う場合も多々あります。
ここではそんな「日本人以外の血を引く」シンガー、アーティストをご紹介。
リズム感や声質など、純日本人のアーティストとは一味違う魅力を存分にお楽しみいただけることと思います。
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ハーフの歌手・シンガー。海外の血を引くアーティスト【日本で活躍・注目】
二人の口笛Foi
Foiさんは1998年生まれのシンガーソングライターで、日本と中国のハーフです。
日本の高校の制服を着たい思いから日本に帰国、高校で軽音楽部に入り、SONY MUSICの育成オーディションに応募合格したFoiさん。
アコースティックセッションユニット、ぷらそにかの出身でYOASOBIのボーカル・幾田りらさんとのカバー動画もアップされています。
中国に住んでいた経験から、C-POPとマンドポップに影響を受けた音楽性はどこかオリエンタルかつオシャレ。
Foiさんならではの艶やかなボーカルと幻想的なリリックが美しく、ムーディーなメロディーにシティポップのような雰囲気をあわせ持ったステキなポップスを奏でています。
2020年にはShin Sakiuraさんプロデュース楽曲をリリースするなど、要注目の見逃せない女性シンガーです!
(KEI)
恋におちたらCrystal Kay
アフリカ系アメリカ人の父と在日韓国人3世の母を持つハーフとして生まれ、そのパワフルで奥行きのある歌声がリスナーに支持されているCrystal Kayさん。
日本語、英語、韓国語が使えるトリリンガルであることに加え、上智大学国際教養学部を卒業しているなど、歌だけではない幅広い才能を発揮していることも驚きですよね。
また、すでにシンガーとしてのキャリアを積んでいながら、より曲を作りやすくなるためにギターを始めるなど、才能と向上心をあわせ持ったアーティストと言えるのではないでしょうか。
(星野貴史)
Are Ya Ready黒木メイサ
女優、モデル、歌手としてマルチに活躍し、母となった今でも抜群のスタイルでたびたび話題にのぼる黒木メイサさん。
元KAT-TUNの赤西仁さんの奥さまとしても有名ですよね。
日本人の母とブラジル系アメリカ人の父を持つハーフと言われていますが、ご本人がテレビ番組で「母方の家系にスペインの血が入っている」と告白しており、正確にはクォーターなのだそう。
2004年に雑誌モデルとしてデビュー後、舞台、ドラマ、映画と活躍の場を広げ、歌手としても『Are Ya Ready』をはじめとするシングル・アルバムを多数発表しています。
(ゆり)
Follow Me feat.Sound Around加賀美セイラ
加賀美セイラさんは、日本人の母とポーランドの血を引くフランス系カナダ人の父を持つハーフ。
モデル・女優・歌手と幅広く活躍し、現在はアメリカ・ハリウッドに生活の拠点を移しています。
2000年にモデルとしてデビューし、リクルートの情報誌『ゼクシィ』のCMに登場する美少女として話題に。
いったんは学業に専念するため芸能活動を中断しカナダに渡りましたが、2007年に帰国し歌手デビューを果たしました。
『Follow Me feat.Sound Around』の他、さまざまなアーティストとの作品にコラボアーティストとして参加しています。
(ゆり)
また、桜の下で・・・Baby M
お父さんが日本人・お母さんがイギリス人のハーフ、Baby Mさんの「また桜の下で……」です。
とても素敵な歌声と歌詞がとても感動できる名曲です。
歌唱力が抜群で聴いているうちにどんどん引き込まれてしまいます。
最後の優しさJAY’ED
日本人の父親とニュージーランド人の母親を持つハーフ。
ニュージーランドで生まれて10歳まで過ごし、その後、大阪に移住したそうです。
今回紹介の『最後の優しさ』は、3枚目のシングルで2009年2月リリース。
一聴するとよくあるバラード系の楽曲のように聞こえますが、たとえば曲冒頭のフェイクや英語歌詞部分の発音、また日本語歌詞部分にも「英語っぽさ」を感られると思います。
とくに冒頭のフェイクパートのタイム感や微細な音程感など、日本人の感性だけではなかなか表現できないものではないでしょうか。
少しハスキーな声もとても魅力的なシンガーですね!